FC2ブログ
2019-04-05(Fri)

【基礎演習民事訴訟法】問題29「訴訟と非訟」

早くも本日2通目です。

午前中に2通も答案書いたのは初めてですね。

とはいえ,前回と今回はそんなに中身が重くないので,

総量的には1通に等しいですが。

≪問題≫

 A男とB子は,半年間の交際を経て挙式し,婚姻届けを出した。2人はそれぞれ別の企業の東京本社に勤めていたので,新居は東京都内に定めた。
 1年半後に,B子は大阪支社に異動になった。A男も大阪に転勤することができないか,上司に相談したが,しばらくは東京で勤務してもらいたいということであった。A男とB子は相談して,次のように取り決めた。
 大阪には,B子が単身で赴任する。月に数回,B子が東京に帰ってA男と過ごす。A男が大阪に転勤するまでこうした生活を続け,転勤が決まったところで,大阪市内に2人の新しい住居を定める。
 それからしばらくたって,B子が東京に帰ってくる回数が減るようになった。B子が電話やメールで「このところ仕事が忙しくて,週末は疲れて休んでいることが多いの。ごめんね。」というので,A男は,B子も1人で大変だなと思って納得していた。しかし,その後もB子は帰京せず,連絡もとれないことが続いたため,だんだん不安になってきた。
 ようやくB子に電話がつながったので,A男は「次の週末は帰れないか」といってみた。B子の返事は,「前にもいったけれど,今,仕事が忙しくて毎日大変なの。夫婦だからって,月に何日は一緒にいなければならないという決まりはないんだし,それぞれの家で都合のよいようにすればいいと思うの。しばらく帰れないけれど,がまんしてちょうだい」というものであった。
〔設問〕
1.A男がB子の返事に納得できない場合,どのような方法で事態を解決すればよいか。
2.A男は,裁判所に解決を求めることはできるか。その場合に,裁判所のどのような手続を利用すればよいか。


束縛が強い人は何をやらせてもダメ。

A男はクソ。はっきりわかんだね。

ところで,設問1は一体何を書けばいいのでしょうか。

裁判上の手続は全部設問2になると思うので,

設問1はマジで人生相談みたいな感じになってしまいます。

それでいいのでしょうか。

≪答案≫
第1 設問1
 話し合いによる円満な解決が望まれる。
第2 設問2
 1 まず,XはYに対し,同居を求める訴えを提起することが考えられる。この場合,裁判所は,同居義務(民法752条)の違反があると認めるときには,判決で被告に同居を命じる。しかし,その性質上,強制執行によって同居義務を実現させることはできない。
 2 もっとも,同居義務については,その具体的な内容が法によって定められていない。そこで,XはYとの間の夫婦の同居に対する審判を裁判所に求めることが考えられる(家手法39条,150条1号,別表第2第1項)。
 家庭裁判所は,当事者であるA男またはB子の申出があれば,非公開の審問の期日を開いてA男とB子の言い分を聴き,事実の調査をする(同法68条2項)。それによって判明したそれぞれの勤務の状態や東京と大阪のそれぞれの住居の事情などを勘案して,夫婦同居の審判をする。A男またはB子がこれに不服があれば,高等裁判所に即時抗告をすることができる(156条1号)。抗告審の手続については,抗告人以外の当事者には,原則として抗告状の写しを送付しなければならないものとされている(88条1項)。また,原審判を取り消す場合には,抗告人以外の当事者の陳述を聴取しなければならず(89条1項),原審判を取り消すか否かにかかわらず,即時抗告が不適法であるときまたは即時抗告に理由がないことが明らかなときを除き,抗告人以外の当事者の陳述を聴かなければならない(89条2項)。高等裁判所の裁判に対して最高裁判所に抗告をすることは,憲法違反を理由とする場合やその高等裁判所が許可をした場合でなければできない(裁判所法7条2号,家手法94条1項,97条1項)。

以 上



スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

コメント

プロフィール

||中央特快||高尾||

Author:||中央特快||高尾||
お疲れ様です。

最新記事
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
訪問者数
カレンダー
08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード